ロシアの今日のニュース「各都市の平均給与についての統計結果」
早朝パソコンを開いてロシア語のニュースを物色していると
非常に興味深い文言が目に飛び込んできた。
それは
「ロシアにおける平均給与の統計結果」についてのニュースであった。
正直、モスクワやサンクトペテルブルクなどの大都市が高い数値を
出しているであろうことは予測出来ていたが、
意外な地域も高い数値を出していたので驚いた。
*給与の高いロシア北部と低い南部
ランキングで一番良い数値を出したのはモスクワで、
平均給与が約17万円で堂々の一位であった。
しかし、意外であったのが二位以降にランクインした街で、
ユジノサハリンスクやサレハンドなどのロシア北部に位置する都市で、
彼らがランキング上位に入った理由は以下の通りだった。
などの理由でさほど人口が少なくても収入が安定していて高く、
住民の生活も安定しているからだと言う。
他方で、人口100万人規模の街で収入が低い街としてボルガゴラドなど
がランクインしていた。
ロシアでは人口の多い街でも経済的にあまり豊かでは無い地域があるそうだ。
またそうした傾向はロシアの南部の各都市によくみられる状況らしい。
しかし、以上のニュースを読んだ時に見たコメント欄には、
「こうした高給(17万相当)は滅多に無い」とのコメントがあったり、
「リアノーバスチ(同ニュースサイト)は政権の犬だ」などの
批判の声、疑いの声などが溢れており、このニュースの信ぴょう性には
疑いの目を向けざるを得ないが、傾向として豊かな北部と貧しい南部といった
状況があることは間違いないのだろう。
次回以降も気になったロシアのニュースや出来事を共有できたらと思う。