ロシア生活ーРусская жизньー

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中央アジア旅行記ータジクスタン・ウズベクスタンー

皆さんこんにちは!

 

ロシア在住の大学院生兼ブロガーのkazuです。

 

前回のブログでは、

主にタジクスタンのパミール高原でのツアーについての内容を書きました。

ツアーでは山奥のユルタという移動式住居での宿泊を余儀なくされたり

高山地帯でトレッキングツアーを敢行し、遭難しかけたりと散々でした。(笑)

 

さて、今回のブログではウズベクスタン編に突入します。

今回は一体どんな出会いが待ち受けているのか。

 

ツアーが終了してからはタジキスタンの首都ドゥシャンベに行きました。

乗り合いのバンで向かったのですが、このバンがとにかく狭いし、運転が荒い!

乗り物に弱い私はすぐにダウンして、終始座席に寄りかかりながらぐったり。。。

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車でも船でもバッチリ酔います(笑)

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こんな感じの岩山が延々と続くパミール高原

ちなみに、車内では陽気なダジクスタン人が

食べ物や飲み物をこれでもかというほど御馳走してくれたので

道中で何か困ることはありませんでした。

 

ドゥシャンベからウズベクスタンに入国

ドゥシャンベで3日ほど滞在した後、

タクシーでウズベクの国境へと向かいました。

国境のイミグレでは公然と金銭を要求され、

小一時間粘りましたが何ともならなかったので、

仕方が無く50ドルを渡すことに。。。

 

その後イミグレで偶然会った日本人とカナダ人兄弟のグループと合流し、

先ほどの出来事を彼らに話してみると、どうやら彼らも金銭を要求されたみたい。

その職員はどんだけイミグレで外貨を稼いでいるんだろうか。。。

(基本的にいい人ばかりですが、パスポート査証の時だけはお気をつけを!)

 

それから5時間くらいかけてサマルカンドという街に到着。

 

サマルカンドは"ブルーモスク"で有名な街で、

数多くのティムール朝時代のイスラム建築や天文台など、

かつてこの地がイスラムの一大都市であったことが伺えるものばかりです。

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青色が美しいモスク

また、私が気になったのは親日的な人が多いということで、

道を歩くと日本語で挨拶してきてくれたり、

日本に昔住んでいた、もしくは生活している人も少なくないので、

面白い出会いが沢山あると思います。

サマルカンドからブハラへ

ブハラへのアクセスは基本的に列車ですが、

私がウズベクに居た頃はちょうど前大統領のカリモフの死に際して、

国全体が喪に服していた最中だったので、列車はおろかバスも動いていませんでした

 

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イスラム・カリモフ(1991-2016)

ブハラへの交通手段は白タクにし、ウズベク人たちとの相席でブハラへ向かいました。

 

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個人的にサマルカンド<ブハラ

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市街に居ると中世にタイムスリップしたような感覚に陥ります。

街には何故か孔雀の群れが集まり、夕暮れ時には噴水広場の前で

催し物や屋台などが軒を連ねます。

(逆に言うと昼間は暑すぎてみんな外に出ないのですが)

 

強いて問題点があるとすれば、客引きがしつこいことでしょうか。

 

これは他のウズベクの街と比較にならないくらいです。

これは観光地の宿命なのでしょうか。。。

 

ただ、前述した夕暮れ時の憩いの風景が

なぜかとても気に入ったので、予定よりも1週間長く滞在してしまいました。

個人的には一番おすすめのウズベクの街です。

 

*ブハラからヒヴァへ

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ヒヴァの街並み

ヒヴァは街全体が遺跡のような街で、風景の保全が目的なのか、

家や旧城壁が土壁だったりして、とても異国情緒を感じられる場所でした。

でも、正直長くは滞在していないし、前大統領の死の影響で店も閉まっていたので、

あまり多くは観光できませんでした。

 

*まとめ

そんなこんなで中国、中央アジアの国々を2か月間で周遊してみてわかったのは、

やっぱりこの地域は旅行難易度が高いということでした。

 

個人的の私が思う難しい点は、

  • 基本的に英語が通じない
  • 旅行者が少ないので有益な情報が少ない
  • 移動やツアー代でかなり高額になる傾向がある
  • 汚職警官や職員が賄賂を要求してくる

反対に良いと思う点は、

  • 他の人気観光地には無いような経験ができる
  • 変わったツーリストたちと友達になれる
  • 果物が美味しくて安い(特に葡萄やイチジクは絶品!)

 

個人的な感想としては、

大変なことも多々ありましたが、

ウズベクウイグル自治区にはまた行きたいなと思っています。

理由としては、ゆったりできて異文化を常に味わうことが出来ることでしょうか。

 

またの機会に他の地域の旅行記も書いていければと思います。

 

次のブログに続く。

 

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