ロシア生活ーРусская жизньー

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中央アジア旅行記-カザフ・キルギスー

皆さんこんにちは!

 

ロシア在住の大学院生兼ブロガーのkazuです!

 

今朝私のもとに連絡が届きまして。

なんと5月4日から商業施設や学校がとうとう再開されるようです!

はぁ~。良かった良かった。やっと人間らしい生活が出来る。。。

 

この一か月間はほぼ全ての商店や人の移動が制限されていたので、

買い物に行くとき以外は外に出ていませんでした。

 

まぁ、これでもモスクワや他の大きな都市と比べれば

大したことは無かったらしいので、

モスクワの状況が思いやられます。。。

 

ちなみに、モスクワや他の大都市では、

外出の際に許可証の提出が求められ、

外出禁止に従わなかった場合には500-1.000ルーブル

あるいは14日間の拘束措置が求められるようです(ロシア政府の公式の書面より)

ただ、例外もあり、より悪質な違反を犯した場合には

10.000ルーブル以上の罰金を科される例も少なくないようです。

(ちなみに、24日の時点で1ルーブル1.45円。以前は2円前後でした)

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日本で話題?!のジェット噴射消毒

外出規制が緩和されるとはいえ、

世界的に感染が拡大している状況なので、

引き続き予防は入念にしていこうと思います。

 

さて、前回のブログでは、

中国の最西端"新疆ウイグル自治区"を観光し、

美味しいハミのメロンや灼熱の砂漠で死にかけたりと、

旅の幕開けに相応しい?(笑)スタートになりました。

 

烏魯木斉に戻った私は早速カザフスタン行きのバスを探す。

 

例によって国際バスと国内バスのバス乗り場は別の場所にあるので、

見つけるのに苦労しましたが、国内線バスターミナルのそばにある

駐車場の裏にあるのを見つけ、その場で切符を買いました。

 

切符売り場の警備はゆるゆるで、

カザフスタン人らしき職員がとにかくずーっと

喋りまくっていたのが印象的でした。

 

バスは寝台バスで、

布団がとにかく汚く、狭いといった印象。

 

バスでの移動は約一日半かかりました。

特に時間が掛かったのは国境でのパスポート査証で、

ここで約6時間程足止めを食らいました。

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だいたいこんな感じの雰囲気

道中で遭遇した田舎にあるタイプのトイレ

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カザフの田舎トイレ

そんなこんなでカザフスタンアルマトイに到着。

カザフスタンはとにかく英語が通じず、意思疎通に困ります。

その当時はロシア語の知識なんてこれっぽっちも無かったので、

ホテルを探すも邪険にされ、バスを探すもどれが自分の探している

バスなのかの判断も出来ませんでした。

 

ようやくウズベクスタンとの国境沿いの街である

"シムケント"行きのバスを見つけ、疲れで死に体になっている

自分に鞭を打ちながら、バスに乗車し、移動しました。

 

道中、死ぬほど喉が渇いた私は、

休憩所で水を買おうとするも、

「紙幣が大きすぎる。もっとお金を崩さないと受け取れない」

みたいなノリで商店をたらい回しにされ、

結局水は買えず仕舞い。。。

(なぜ自分はクレカがどこでも通用するなんて信じ込んでいたのだろう泣)

 

おそらく中央アジアでは自国通貨に対する信用が低いのではないだろうか。

 

この後のウズベクでも公定レートとは別に"闇レート"なるものが

公然と存在し、人々はいわゆるその"闇レート"に乗っ取った貨幣価値

に乗っ取った日常生活を送っていた。いわゆるハイパーインフレ状態だった。

 

シムケントからは白タク移動!

 

乗り合いで乗客を集客し、

ウズベキスタンとの国境に向かう。

 

ウズベクスタンの国境には何やら怪しい両替商がズラリ。

 

「ここで両替しないと当分は両替所が無い」だの、

「今は国の法律で両替が禁止されている」だの、

とにかくあの手この手で攻めてくる。

 

基本的にそんな法律や両替所が無く困るといった状況は、

その後の旅行経験を通じて経験したことが無いし、

常識的にかんがえればそんなことはないだろうとはわかっていても、

実際に現場に行くと緊張して、周りが見えなくなるのものです(笑)

 

そんな時にお勧めしたいのが、Maps.me https://maps.me/download/

という無料オフライン地図アプリで、このアプリさえあれば基本的な

お店の情報や観光名所、ホテルの場所などがインターネット無しで探せます。

(地図情報は事前にダウンロードが必要)

 

また、適正レートで両替をするために通貨レート計算アプリ等もあるといいでしょう。

 

しかし、喜びも束の間。

ウズベキスタンのイミグレにて、

ビザの期間が明日以降であることが発覚。

 

そこであることに気が付いた私。

 

「あ、バス直接乗り継いで来たから到着が一日ずれた」

 

そうなんです。

目の前のことに集中するあまり、ビザの有効期間について忘れていました(笑)

 

とはいえ、国境沿いで周りに何の宿泊施設も無かったので、

途方に暮れていると、バスの呼び子が私に近づいて来ました。

正直とーーーっても疲れていた私はイライラしながら応対しましたが、

聞くとキルギスの首都"ビシュケク"行きのバスが1時間後に出るとのこと。

所要時間は約半日ですが、シャワーを3日も浴びて無かったので

自分の体臭をどうにかしなければという使命感と疲労で、

ほぼ何も考えずにバスに乗りました(笑)。

 

キルギスは周りが2.000m級の山々に囲まれた国で、

首都のビシュケクもその例に漏れず、約1.000mの高さに位置します。

 

夏の間のビシュケクはトレッキングやサイクリングなどを

楽しむためにこの国を訪れる外国人が非常に多く、

私が滞在した時もホテルには韓国人やイスラエル人、日本人など

非常に多くの外国人が休暇を満喫するために訪れていました。

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大都市以外は基本的にこんな風景

地元民のソウルフードは何といっても"ラグマン"。

この料理は端的に言ってしまえば"スープスパゲティ"みたいな料理で、

具だくさんのスープとトマトの風味が何とも言えない美味でした。

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キルギスソウルフード"ラグマン"

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大きめにちぎった生地を炒めた野菜に敷いた"ベシュバルマック"

とりあえずどの料理も逸品で、尚且つ物価が安いので、

グルメ好きで獣臭い肉も大丈夫な方には打ってつけ!

お供にはロシア兼で有名な"バルティカ"をお供にどうぞ!

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ここで私はある日本人と出会い、その後のタジクスタンへの旅行を

決心することになりました。

(元々はそんな予定はありませんでした笑)

 

次回のブログに続きます。

 

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