ロシア生活ーРусская жизньー

海外旅行の体験やロシアのニュースなどをシェアしていきます。

中央アジア旅行記(前編)ー未知の国々~スタンー

皆さんこんにちは!

ロシア在住の大学院生兼ブロガーのKazuです。

 

前回のブログでは、

現在ロシアのカリーニングラードで生活していること、

以前はロシアに対して偏見を抱いていたが、

"あるきっかけで"そのイメージが変わったことなど

をブログに書かせて頂きました。

 

 

今回からのブログでは私がロシアに留学することを決心した

大きな分岐点である"中央アジアバックパッカー旅行"

について書いていこうと思います。

 

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タジキスタンの山奥で出会った子供たち

 

その前に私がバックパッカーとして、

海外旅行するに至った経緯について手短に書いていこうと思います。

 

私自身は元々内向的な性格で大学に入ったはいいものの、

大学生活に馴染めず、お小遣い稼ぎのために多少のアルバイトを

しているような、そんな大学生でした。

 

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画像のようなキラキラキャンパスライフとは無縁の生活

 

そんな僕に大学二回生の時に転機が訪れました。

 

私の通っていた学部生全員が何かしらのゼミに入ることになったのです。

 

正直な所、大学生活に飽き飽きしていた自分は半ば自暴自棄に

"海外フィールドワーク"と"専門的な本の輪読"をメインに謳っている、

いわゆる"ガチゼミ"の説明会に行ってみることにしました。

 

 

 

行って見たらびっくり!

 

 

 

まさかの

 

 

 

入ゼミ志望者がゼロでした。。。笑

 

 

 

ゼミの先生の話を聞いて更にびっくり!

一通りのゼミの説明を終えた先生の口から出た言葉が、

 

 

「入るのは辞めておいた方がいいよ」

 

 

日々の生活に飽き飽きしていた私は

ゼミの内容とこの言葉になんとなく惹かれ、

案の定一人で入ゼミすることになりました。

 

ゼミ生としての日々は控えめに言って"地獄のような"日々でした(笑)

ざっくりと大変だった点を挙げると

 

  • 週に一冊本を読み、感想文を発表する

  • 海外フィールドワークに向けての準備をする(身体的、精神的)

  • 夏休みと春休みのフィールドワークに向けてのバイトetc

 

上記した以外にも色々とありましたが特にこの三点がとても辛かった。。。

 

それから夏休みのフィールドワークに向けての

準備と読書との戦いが始まりました。

(ゼミについての話は枚挙に暇が無いのでここで割愛)

 

 

それから三か月、なんとかフィールドワークの準備も整い、

海外の、とりわけ中央アジアに行くことに決めました。

(実際は、中国の新疆ウイグル自治区にも行きました)

 

 

フィールドワーク先の決め手になったのは、

 

 

自分にとって全く未知であったイスラム圏やイスラム文化

わかりやすく言えば"~スタン"が付くような国々を旅行し、

(もちろん事前に下調べをし、安全性が確保された場所に行きました)←たぶん(笑)

自分の中にある固定観念を無くして、

純粋にそういった文化や人々を見てみたい!と思ったからです。

 

 

ゼミの先生から「タジキスタン人は美人が多いぞ」とか、

ウズベキスタンのロシア風バーベキュー"シャシリク"が旨い、

といった情報も大きかったことは秘密。。。笑

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デカい串で豪快に焼くロシア風バーベキュー"シャシリク"

 

 

そんなこんなで中央アジア行きを決め、

航空券を取ることになりましたが、

如何せん種類が多いし、航空会社がわからない。

 

 

安全性で言えば、

成田発のタシケント(ウズベクスタンの首都)

がありましたが、往復で13万円前後。

 

 

これは貧乏学生には辛い。。。(2016年7月の時点)

 

 

しかし、よくよく探してみると、

中華系の航空会社が安かった(往復で7万円前後)ので、

苦労することは覚悟で、その航空券を購入しました。

 

 

いよいよ初めての海外フィールドワーク出発の日。

 

 

こういう時に本当の自分が評価がわかるのでしょうか。

 

 

見送りに来てくれた私の母親が号泣し、

 

 

「行かないで!お願いだから!」と嘆願され、

 

 

説得するのに約一時間程かかり、

また、このことが自分をより一層不安にさせました。

 

正直なところ、自分に自信が無く、

恰好の良いことばかり言ってはいたものの、

 

 

一番フィールドワークを恐れていたのは自分であったことに気付かされたのです。

 

 

ともあれ、ここまで来てしまったのなら、

「あとはどうにでもなれ!」、「今は精一杯自分を試してみよう」と、

期待不安の入り混じった心情のまま、

初めての海外フィールドワークに向かいました。

 

次回のブログに続きます。

 

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Kazu